2010/08/19更新 
昔とは違う?!最新の切り傷対処法。

切り傷・擦り傷の新しい対処法とは?

 ちょっとした切り傷、皆さんはどう対処していますか?ペロッとなめたり消毒液で消毒した後、絆創膏(ばんそうこう)を貼って、かさぶたができるまで絆創膏を変えて・・・という方法が多いのでは?
 ところがその治療法はもう古いようです。今回は自分で対処する場合の最新の治療方法をお伝えします。

 切り傷・擦り傷ができてしまったら、一番最初にすることは、"傷を洗う"です。洗うのは水道水で構いません。消毒液で洗い流すほうが良いのでは、と思う方もいそうですが、消毒液は傷口が化膿する細胞を殺菌するのと同時に、表皮の元になる細胞や傷の治療に活躍する細胞にも影響を与えてしまい、回復しようとする力を妨げてしまうそうです。

 その次に行うことは、傷を乾燥させないこと。傷の部分に滲出した液の中には、表皮の元になる細胞を元気にする成分が入っているため、乾燥させてはいけないのです。通常の緊急絆創膏ですとガーゼが付いているためNG。傷を乾かさないような新しい緊急絆創膏がおススメです。

切り傷対処法
切り傷対処法

 先日、私が利用したのは「バンドエイド」キズパワーパッドという製品です。
 そちらの製品のサイトによると、『キズの治癒には、水やバイ菌の侵入を防ぎ、外部の刺激からキズ口を保護することと、乾燥させずにキズ口に出てくる体液(滲出液)を保ち、適度な湿潤環境を維持することが大切です。』『表皮が再生する時には、キズの中を上皮細胞(表皮になる細胞)が遊走(増殖して移動)します。湿潤環境にあると、上皮細胞は体液(滲出液)の中をたやすく遊走でき、キズ口をスムーズに覆うことができます。その結果、なめらかな皮膚を早く再生することができます。反対に、キズが乾燥してかさぶたができてしまうと、そのかさぶたは上皮細胞の遊走を妨げ、なめらかな皮膚の再生を阻害し、キズあとが残りやすくなります。』とあります。

 簡単な切り傷なら、傷を治そうとする自然治癒力を最大限生かすことが大事なのですね。もちろん、皮下の脂肪が見えていたり、出血が止まらないような深い傷の場合は、自己判断で対処するのではなくできるだけ早く受診して下さい。





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